広告 ヘアケア 美容情報

髪の毛を乾かさないメリットとデメリット!自然乾燥とドライヤーどっちがいい?

2024年10月22日

髪乾かさないで寝るメリット

「ドライヤー VS 自然乾燥」の真実を知りたい方へ。

髪の毛を乾かさない自然乾燥はよくないの?

髪を乾かすのに30分かかるから面倒…。という悩みってありますよね。

ドライヤーの熱は髪が傷めるって聞きます。

自然乾燥とドライヤーではどんな違いがあるのか、髪を乾かさないメリットとデメリットについて詳しく解説します。

この記事を読めば、自然乾燥かドライヤーかを悩むことは無くなります。

濡れた髪は自然乾燥とドライヤーはどちらがいい?

髪は乾かして寝るほうがメリットが大きい
髪は乾かして寝るほうがメリットが大きい

自然乾燥よりドライヤーで乾かす方が、髪に対するメリットが大きいです。

自然乾燥のデメリットは、濡れたままキューティクルが開き、髪がダメージを受けやすくなります。

雑菌も発生し、フケ、かゆみ、べとつきの原因になります。更に、頭皮が冷え、血行も悪くなることもあります。

ドライヤーには、熱により髪を乾燥させたり、髪のケラチンタンパク質を変性させるなどリスクなどのデメリットもあります。しかし、それらは対策して回避することができます。

デメリットを回避する方法は、ドライヤーの使い方を工夫することです。

次章で「髪を乾かさないメリットデメリット」について紹介していきます。

髪の毛を乾かさない自然乾燥のメリット

髪乾かさないメリット
髪乾かさないメリットもある

髪をドライヤーで乾かさないのもメリットはあります。

  • 乾かさないと楽チンだし時短になる
  • ドライヤーの熱ダメージを受けない
  • 髪質によっては広がり防止になる

自然乾燥はデメリットばかり伝えられますが、乾かさないメリットも3つ紹介していきます。

乾かさないと楽チン

自然乾燥は、とにかく楽、時短、サボれる、ということです。

髪がロングならドライヤーで乾かすだけでも、30分以上かかる方もいらっしゃいます。

腕が疲れるし、真夏ならお風呂上りは暑いですよね。

長時間、両手がふさがりますし、ドライヤーがめんどうという声は多いでようです。

自然乾燥なら、手間が省けて時間を有効活用できます。

たまにはサボる時間も必要ですよね...

ドライヤーの熱ダメージを受けない

ドライヤーの熱は、髪に2種類のダメージを与えるリスクがあります。

1つは、水分を過剰に奪うことによる毛髪の乾燥です。

次に、熱によるケラチンタンパク質の変性です。

髪を乾かす際のドライヤーの温度は、約60~100度の温風が放出されているので、やり過ぎると髪は乾燥していきます。

また、髪の毛は、100℃を越える熱で毛髪内部のケラチンタンパク質が変性(機能を失うこと)し、髪の密度が下がり、ハリ・コシを失います。

ドライヤーは、少し離して温風を当てているはずです。時に、一か所に集中して熱を当て続けると、100℃以上になり、熱ダメージにつながります。

使い方を間違えると、ドライヤーは毛髪内部のタンパク質に損傷を与えてしまいます。

髪の広がり防止にもなる

日本人にはあまりいない髪質ですが、ハーフの方や海外でよく見かけるアフロのような髪質は、髪を乾かさないほうがまとまることが多いです。

櫛でといて乾かすと広がったり変なボリュームが出て、より手間がかかることがあります。

天然パーマやアフロ感のあるカールをそのままいかすなら、乾かさないのがおすすめです。

ヘアオイルを毛先に塗布し、乾燥スピードをできるだけ一定にしてあげるのがいいでしょう。

髪の毛を乾かさない自然乾燥のデメリットは?

髪がパサパサ
自然乾燥は髪のパサつきの原因に

髪を乾かすのは手間ですが、自然乾燥はデメリットは多く、髪だけでなく頭皮トラブルのリスクもあります。

主に下記の5つのデメリットがあります。

  • 髪のキューティクルが乱れツルツル感が失われる
  • 雑菌が発生し臭いや痒みに繋がる
  • 髪が乾燥してパサつきや乾性フケの原因になる
  • 頭皮が冷えて血行が悪くなり抜け毛や体調不良の原因になる
  • カラーリング成分が流出して汚く見える

以下に、髪を乾かさないデメリットを5つを紹介します。

キューティクルが乱れてツルツル感が失われる

キューティクルは髪の水分を調整するために、濡れると開き、乾くと閉じる性質があります。

キューティクルが開くと摩擦などのダメージ耐性が下がり、閉じるとダメージ耐性が上がります。

ドライヤーで素早く乾かしていくと、キューティクルが素早く閉じていき、ダメージ耐性が上がるので、髪を守るためにドライヤーは必須です。

ただし健康毛は、ドライヤーで乾かすだけでキューティクルが閉じ、水分調整してくれますが、ダメージ毛の場合、乾かしただけでは、キューティクルが閉じきりません。

雑菌が増えて臭い、痒み、フケにつながる

臭いやかゆみの原因は、皮脂や汗をエサにしているマラセチア菌(カビの一種)が増殖することで起こります。

自然乾燥は、必要な水分も一緒に蒸発するので、乾燥を防ぐために、皮脂が余分に分泌され、マラセチア菌の増殖に繋がります。

マラセチア菌が過剰に増えると、臭いやかゆみ、べとつきにも繋がります。

ドライヤーで乾かすことで、余分な皮脂も抑えることができ、マラセチア菌の繁殖を防げるので、臭いやかゆみの予防になります。

髪が乾燥してパサつく

自然乾燥は、髪の水分も蒸発していきますので、乾燥がひどくなり、パサつきが目立ってしまいます。

濡れた状態だとキューティクルが正しく機能していないので、水分が蒸発しやすく、毛髪内の水分量のバランスが崩れていきます。

これが、切れ毛や、アホ毛、うねり、広がりの原因になります。

髪の乾燥によるトラブルに悩む方は、ドライヤーで乾かすことは基本中の基本です。

頭皮が冷えて血行が悪くなる

自然乾燥は、頭皮が冷えて血行が悪くなります。

髪の水分が蒸発するときに、もともとの「熱」も奪われてしまうからです。

頭皮が冷え血行が悪くなると、毛髪の発毛不良がおきて健康な髪が生えづらくなりますよね。

頭皮は毛細血管が多く存在するため血流が悪くなると、頭皮だけではなく体全体にも悪影響が出ます。

特に、頭皮は顔とつながっているので、頭皮が冷えると顔も冷え、しわやたるみの原因にもなります。

髪と頭皮だけでなく、美容と健康を維持するためにも、ドライヤーで乾かしましょう。

カラーリング成分などが流出して色褪せ

自然乾燥は、カラーリング成分が流出しやすくなり、せっかくのカラーリングが色褪せしていきます。

カラーリング成分は、開いたキューティクルから流出するので、髪を乾かさずに放置すると、カラーリングの流出につながります。

タオルを頭に巻いて放置していることはありませんか?

タオルを巻いても髪の水分を取り除くことはできますが、同時にトリートメント成分やカラーリング成分も一緒に抜け出る可能性が高いです。

ドライヤーで乾かす場合でも、カラーリングの色褪せを防ぐために、髪をこすらないようにタオルを軽く押さえ、しっかり水分を吸い込ませた後にドライヤーで乾かしましょう。

ヘアカラーが抜ける仕組みは「ヘアカラーが3日で色落ち」の記事にて紹介をしています。

髪の毛を乾かさないで寝るとどうなる?

髪の毛を乾かさないで寝るのは下記のデメリットがあります。

水分で雑菌発生フケやかゆみなど頭皮トラブルに
顔と頭皮の血行不良肌トラブル・抜け毛トラブルに
髪が傷む濡れるとキューティクルが開きダメージに
カラーが落ちる開いたキューティクルからカラーが流出
寝ぐせがつく朝のスタイリングが面倒に

髪の毛を乾かさないで寝るのは、自然乾燥によるデメリットをもっと酷くするようなものだと思いましょう。
タオルを敷いて寝ることもあると思いますが、結局枕は湿ってしまうので菌を繁殖させる点ではあまり意味がありません。
枕との摩擦で開いたキューティクルは簡単に乱れ、髪がボロボロになってしまうかも知れません。

髪の毛を乾かさないで寝るメリットはある?

楽ができる以外のメリットはほぼありません。

かわいいタオルキャップが販売されており、髪を乾かさずそのまま寝てしまうという方も増えています。

「スチーム効果」があるように思えますが、髪が乾くときに髪の水分まで蒸発してしまいます。

タオルやキャップで蒸れて通気性が悪い状態では、雑菌の繁殖リスクもより高まってしまいます。

濡れたままの髪では、ダメージやカラーの流出のリスクが高すぎるので、おすすめできません。

お風呂を出て何分以内に髪の毛を乾かせばいい?

ドライヤーはお風呂に入ってからすぐやるの?

時間でいえば10分以内が理想です。

お風呂を出てからタオルドライを先に行い、その後、できるだけ早く髪を乾かしてあげるのがいいでしょう。

髪質によってはすぐに乾かすと時間がかかりすぎる場合もあると思います。

やさしくタオルドライを行った後、20分程度は時間をあけてから乾かしたほうがいい場合もあります。

どうしてもドライヤーが出来ないときは?

引っ越したばかりでドライヤーがない場合や、急に壊れてしまいドライヤーがない時などあると思います。

その時は、タオルでできるだけ髪に残った水分を取り除いてあげましょう。

タオルで濡れた髪をこするとキューティクルが痛むので、おさえるようにして髪の水分を取り除きます。

ヘアオイルやヘアミルクなどアウトバストリートメントを使うと、髪同士の摩擦を軽減することもできます。

まとめ

自然乾燥は手間がかからず楽ですが、デメリットの方が大きいのはお分かりいただけましたでしょうか。

自然乾燥がいいのであれば、根元だけでもドライヤーで乾かして、毛先を自然乾燥にするなど、頭皮環境はできるだけ整えてあげるのがいいでしょう。

それでもドライヤーの熱ダメージが気になるという方がいれば、ドライヤーの熱から髪を守る成分もあるので、ヘアケア選びを変えるというやり方もあります。

慣れると時短術も身に着けれるようになるので、自分なりの楽な乾かし方を身に着けてみましょう!

-ヘアケア, 美容情報
-