針美容液の効果とトラブル調査

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【2026年】針美容液の効果と肌タイプ別のトラブル経験について129名に調査

~利用者の約7割がトラブルなし、VTが市場シェア7割超で圧倒的首位~

敏感肌・脂性肌はトラブルリスク高くなる。継続のカギは「肌との相性」

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コスメ部

(編集部)

コスメ部は化粧品開発・処方設計・販売、マーケティングの実務・経営経験のあるスペシャリスト

専門分野:化粧品開発・美容マーケティング・データサイエンス

監修者プロフィール

調査概要

調査対象: 針美容液(マイクロニードル美容液)利用経験者 129名
調査期間: 2025年1月
調査方法: インターネットアンケート調査
調査項目: 使用商品、効果実感、トラブル経験、継続状況、肌質との相関など

調査サマリー

  1. 利用者の70.5%はトラブル経験なし、25.6%がトラブル経験あり
  2. 敏感肌の52.6%、脂性肌の38.9%がトラブル経験あり
  3. **継続使用者の77.6%が「肌に合っている」**と回答
  4. 効果実感1位は「ハリ・弾力改善」、約3割が効果を実感せず
  5. VT COSMETICSが市場シェア71.3%で圧倒的首位、2位lujoは5.4%

利用者の約7割はトラブルなし、ただし敏感肌・脂性肌は要注意

全体の70.5%はトラブル経験なし

針美容液使用時の「赤み」や「かゆみ」などのトラブルについて、**全体の70.5%(91名)が「トラブル経験なし」**と回答。一方、25.6%(33名)がトラブルを経験している。

敏感肌の半数以上がトラブル経験

肌質別に見ると、敏感肌の52.6%、やや敏感肌の24.2%がトラブルを経験しており、敏感肌の度合いが高いほどトラブル発生率が上昇する傾向が明らかになった。

一方、敏感肌ではない人のトラブル率は12.5%にとどまっており、敏感肌の人は敏感肌ではない人の約4倍トラブルが起きやすいことが判明した。

【敏感肌とトラブル経験の相関】

敏感肌区分 トラブルあり トラブルなし
敏感肌 52.6% 42.1%
やや敏感肌 24.2% 71.2%
敏感肌ではない 12.5% 85.0%

脂性肌のトラブル率が最も高い

肌タイプ別では、脂性肌のトラブル率が38.9%で最も高い結果となった。次いで乾燥肌が25.7%、混合肌が23.8%、普通肌が20.0%。

脂性肌でトラブルが多い理由として、以下の要因が考えられる:

  • 皮脂過剰による針の浸透阻害:皮脂で針が滑り、刺激が不均一になる
  • 毛穴詰まりとの相互作用:針が詰まった皮脂を皮膚内部に押し込み、炎症を引き起こす
  • 常在菌バランスの崩れ:アクネ菌などが針の傷から皮膚深部に入り込む
  • 既存の炎症の悪化:脂性肌は慢性的な軽度炎症があり、針の刺激で悪化

【肌タイプとトラブル経験の相関】

肌タイプ トラブルあり トラブルなし
脂性肌 38.9% 55.6%
乾燥肌 25.7% 68.6%
混合肌 23.8% 73.0%
普通肌 20.0% 80.0%

継続のカギは「肌との相性」、継続者の約8割が効果実感

38.0%が使用継続中、67.4%が継続・再使用意向あり

現在の使用状況について、**38.0%(49名)が「使用している」**と回答。「もう使用していない」は32.6%(42名)だった。

注目すべきは、**「今は使ってないが、また使用したい」が19.4%(25名)、「良さそうな商品があれば使用したい」が10.1%(13名)**おり、合わせて67.4%が継続・再使用意向を持っている点だ。

継続者の77.6%が「肌に合っている」

継続使用している人のうち、**77.6%が「肌に合っている」と回答。一方、使用を中止した人では42.9%が「肌に合わない」**と回答しており、肌への適合性が継続使用の最大要因であることが明らかになった。

【継続状況と肌への適合性】

継続状況 肌に合う 分からない 合わない
使用している 77.6% 20.4% 2.0%
今は使ってないが、また使用したい 56.0% 40.0% 4.0%
もう使用していない 14.3% 42.9% 42.9%
良さそうな商品があれば使用したい 7.7% 69.2% 23.1%

トラブル経験も継続を大きく左右

継続使用者は85.7%がトラブル経験なしである一方、使用中止者は35.7%がトラブル経験あり。トラブル経験の有無も継続使用を大きく左右する要因となっている。

【継続状況とトラブル経験】

継続状況 トラブルなし トラブルあり
使用している 85.7% 14.3%
今は使ってないが、また使用したい 72.0% 24.0%
もう使用していない 59.5% 35.7%
良さそうな商品があれば使用したい 46.2% 38.5%

混合肌が最も継続しやすい

肌タイプ別では、継続使用者の57.1%が混合肌で最も多い。一方、使用中止者は**乾燥肌38.1%、脂性肌21.4%**と、極端な肌タイプの人ほど継続が難しい傾向が見られた。


効果実感1位は「ハリ・弾力改善」、約3割が効果実感せず

「ハリ・弾力が改善した」が46名でトップ

効果実感について(複数回答)、「ハリ・弾力が改善した」が46名で最も多く、次いで「肌のキメが細かくなった」31名、「毛穴の悩みに効果があった」「肌にうるおいが出た」各24名となった。

一方、「効果を実感していない」も34名(26.4%)おり、約3割のユーザーが効果を実感できていないことが明らかになった。

【効果実感ランキング(複数回答)】

順位 効果内容 人数
1位 ハリ・弾力が改善した 46名
2位 効果を実感していない 34名
3位 肌のキメが細かくなった 31名
4位 毛穴の悩みに効果があった 24名
4位 肌にうるおいが出た 24名
6位 肌がワントーン明るくなった 14名
7位 肌荒れが改善された 13名
8位 くすみが改善した 9名
9位 小じわが改善した 5名
10位 ニキビ跡が改善した 3名

利用者の声(自由回答より抜粋)

ポジティブな声:

  • 「翌朝のハリ感がいつもと違い、パンッとした感じがある」(20代・混合肌)
  • 「毛穴が目立ちにくくなり、キメが整った印象」(20代・混合肌)
  • 「肌の調子が良い時はハリツヤが出る」(30代・乾燥肌)
  • 「他のスキンケア用品の浸透率がいつもより上がっている」(20代・脂性肌)

ネガティブな声:

  • 「痛みは感じたけれど、1ヶ月継続したものの効果はよく分からなかった」(30代・乾燥肌)
  • 「ピリピリ感が強い日があり、赤みが出ることもあった」(20代・混合肌)
  • 「少しチクチクした感じがあり、肌が敏感な時は翌日の洗顔時までチクチク感が続く」(20代・混合肌)
  • 「価格が高めなので、継続的に使用するのが難しい」(50代・乾燥肌)

針美容液市場はVT COSMETICSの一強状態

VTが市場シェア7割超を獲得

今回の調査で、VT COSMETICSのリードルショットシリーズが92名(71.3%)に使用されており、圧倒的な市場シェアを獲得していることが明らかになった。

2位のlujoニードルセラムは7名(5.4%)にとどまり、VTとの差は13倍以上。その他の商品はいずれも1~4名の使用にとどまっており、針美容液市場はVTの一強状態と言える。

VT内では「100」が最人気、初心者は低刺激から

VTシリーズの中では、針の数が最も少ない「リードルショット100」が27名(VT内29.3%)で最も人気が高い。次いで「300」が22名(23.9%)、「700」は4名(4.3%)と少数派だった。

初心者向けの低刺激タイプである100の人気が高いことから、多くのユーザーが慎重に針美容液を試している様子がうかがえる。

【使用商品ランキング TOP5】

順位 商品名 人数 シェア
1位 VT リードルショット(針本数の記載なし) 35名 27.1%
2位 VT リードルショット 100 27名 20.9%
3位 VT リードルショット 300 22名 17.1%
4位 lujo ニードルセラム 7名 5.4%
5位 VT リードルショット 700 4名 3.1%

 

調査結果から見える針美容液市場の課題と機会

【課題】

  1. 敏感肌・脂性肌向け商品の不足
    敏感肌の52.6%、脂性肌の38.9%がトラブルを経験しているにも関わらず、これらの肌質に特化した商品は少ない。
  2. 効果の不透明さ
    26.4%が効果を実感しておらず、36.4%が「分からない」と回答。効果の可視化や実感しやすさが課題。
  3. 価格の高さ
    自由回答で「価格が高い」「継続が難しい」という声が多数。コストパフォーマンスの改善余地あり。

【市場機会】

  1. 敏感肌・脂性肌向けの低刺激処方
    利用者の65.9%が敏感肌傾向を持っており、低刺激タイプへの潜在需要は大きい。
  2. 段階的な製品ラインナップ
    VTの100が人気なように、初心者向け→中級者向け→上級者向けの段階的な選択肢が支持される。
  3. 効果実感の早期化
    「翌朝のハリ感」など即効性を実感できる処方が継続使用につながる。
  4. 適切な使用方法の啓蒙
    「塗り方のレクチャーがあるとさらに良い」という声があり、教育コンテンツの充実が求められる。

まとめ

今回の調査により、針美容液市場において以下のことが明らかになった:

  • VT COSMETICSが市場シェア7割超で圧倒的首位
  • 利用者の約7割はトラブル経験なしだが、敏感肌・脂性肌は要注意
  • 継続のカギは「肌との相性」、継続者の約8割が効果実感
  • 効果実感1位は「ハリ・弾力改善」、約3割が効果実感せず
  • 敏感肌・脂性肌向けの低刺激処方に市場機会あり

針美容液は「効く人には効く」が「合わない人には合わない」という二極化した商品特性を持つ。今後、肌質に合わせたパーソナライズ化や、効果の可視化、適切な使用方法の啓蒙が市場拡大のカギとなるだろう。


調査データ詳細

回答者属性

性別

  • 女性:116名(89.9%)
  • 男性:11名(8.5%)
  • 未回答:2名(1.6%)

年齢

  • 20代:44名(34.1%)
  • 30代:50名(38.8%)
  • 40代:19名(14.7%)
  • 50代:12名(9.3%)
  • 60代:3名(2.3%)
  • 10代:1名(0.8%)

肌タイプ

  • 混合肌:63名(48.8%)
  • 乾燥肌:35名(27.1%)
  • 脂性肌:18名(14.0%)
  • 普通肌:10名(7.8%)
  • 分からない:3名(2.3%)

敏感肌の自己認識

  • やや敏感肌:66名(51.2%)
  • 敏感肌ではない:40名(31.0%)
  • 敏感肌:19名(14.7%)
  • 分からない:4名(3.1%)

※敏感肌+やや敏感肌の合計:85名(65.9%)