針コスメは、従来のスキンケアで効果を感じられない方にも人気があり、世界中で話題の化粧品です。
でも「針」と聞くと危険なイメージもあるので、「副作用が出た!」なんてリスクは避けたいはず。
針美容液(ニードルセラム)は、チクチクとした刺激で、美容成分を角質層の奥に浸透させ、エイジングケア(※)やハリや弾力をサポートし、毛穴やキメのケアが期待できる化粧品です。
今回は、針美容液の危険性・副作用、効果・デメリット、おすすめ3商品、使い方・選び方について化粧品の専門家チームのコスメ部がご紹介します。
(※)年齢に応じたケア

コスメ部
(編集部)コスメ部編集部は化粧品メーカーで10年以上のキャリアを持つ化粧品専門家チーム。化粧品開発・成分分析・薬事法・美容法のスペシャリストとして、ベストコスメ商品の開発実績や、多数のコスメ関連資格を保有。
専門分野:化粧品成分・薬事・肌と髪の美容法全般
監修者プロフィール美容皮膚科医監修の針美容液
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針美容液(ニードルセラム)は危険?痛みはどのくらい?副作用は出る?

正しく使えば危険性・副作用はほとんどない
針美容液は、マイクロニードル美容医療よりもリスクが低く、痛みも弱くチクチクする程度で、危険性は低いです。針を使うことや、美容医療よりも研究例が少ない点がリスクとなりますが、正しい使い方をすればトラブルはほとんど起こりません。
回答 | |
痛みは? |
チクチクする程度。 |
副作用はある? |
ほとんどない。 |
肌は傷つく | 一時的に空いた角質層の穴はすぐに自然に治る |
専門家の意見は? | 針美容液のリスクについて研究が不足していると懸念する専門家もいる |
チクチクした痛みはすぐに和らぎ、肌に穏やか効くので、副作用が少ないことも特徴です。使用量や回数を守って使うと、少しずつ効果を実感できます。
刺激の感じ方は個人差があり痛みを感じる方もいます。また、敏感肌や初めて使用する方は、パッチテストを行いましょう。

美容医療の専門家の中には、針美容液のリスクや危険性の研究が不足していることを懸念している専門家もいるのも事実です。
※参考:Doctorly
そもそも針美容液(ニードルセラム)とはどんなコスメ?即効性あるの?

針美容液とは?
針美容液(ニードルセラム)とは、「スピキュール」と呼ばれる微細な天然針が配合されており、この針が肌にチクチクした刺激を与え、針に付着した美容液を角質層の奥に浸透させてくれます。

針美容液の発祥は、美容大国韓国です。韓国では、セレンベネという製品が有名で、日本でも2021年頃から話題になっており、美容クリニックで販売されていることが多かったです。
ブースター・導入液として、他のスキンケア効果を高めることもできます。
エイジングケア(※)、肌のハリや弾力などの効果や、毛穴ケアも期待できますし、人によっては即効性を感じる方もいます。
2025年5月現在、様々な化粧品メーカーが針美容液を発売しており、「塗る美容針」として、世界中で話題を集めているアイテムです。
(※)年齢に応じたケア
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針美容液(ニードルセラム)の使い方は?使うタイミングは?

VTリードルショットの使い方
針美容液は、洗顔後・化粧水前に使う導入液として使われることが多いです。
針美容液として人気なVTリードルショットは、洗顔後の導入液として使用することを推奨しています。
しかし、商品によっては、スキンケアの最後に使う場合や、化粧水の後に使う場合もあります。
VTリードルショットを詳しく知りたい方は「【全種類】VTリードルショットはどれがいい?」をご覧ください。
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lujoニードルセラムの使い方
lujoニードルセラムは、スキンケアの仕上げにプラスする事を推奨しており、使うタイミングは商品ごとに違います。
目元・口元にも使いやすく「針アイクリーム」のように使う方も多く、導入液ではなく仕上げの美容液として使われています。
lujoニードルセラムについて詳しく知りたい方は「lujoニードルセラムの効果と口コミを徹底レビュー」をご覧ください。
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【効果なし?】lujo(ルジョー) ニードルセラムの効果を実体験・悪い口コミ&良い口コミから徹底レビュー!
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共通しているのは、針美容液を塗布した後は、手で軽く抑えるようにして、針をお肌に定着させることがポイントである事です。

商品により使用するタイミングが違うので、購入する前に必ず確認をしましょう。
針美容液(ニードルセラム)の効果・メリットは?主な4つのメリット!

針美容液の効果とは?
針美容液の効果やメリットとして、以下の4点が挙げられます。
- 美容成分を角質層の奥に届けてくれる
- 毛穴の引き締め効果
- マイルドな角質ケア
- 刺激で肌イキイキ
特に、ハリや弾力の低下が気になる方、毛穴の開きが目立つ方、いつものスキンケアでは満足できない方は、効果が期待できます。
参考:Recent Trends in Microneedle
美容成分が角質層の奥への浸透しやすくなる!

針美容液の美容液浸透のメカニズム
スピキュールは、肌に塗布することで、角質層の表面に微細な穴を作り、角質層の中に美容成分を入りやすくしてくれます。
また、スピキュールには無数の小さな穴が開いており、穴の中に美容液成分を含んで角質層に刺さった後に、美容成分が溶け出します。

過剰な皮脂や老廃角質があるスキンケアの浸透が悪くなりますが、針美容液は導入液として使われることが多く、本来のスキンケアの効果を高めてくれます。
美容液の浸透を妨害するもの
- 過剰な皮脂
- 汚れやメイクの残留物
- 乾燥した老廃角質
※参考:Mesoporous sponge spicule and preparation method and application thereof
毛穴の引き締め効果あり!お肌のキメが整い陶器肌に。

キメや弾力を整えて毛穴の開きを目立たなくする
針美容液には、毛穴を引き締める効果も期待できます。
微細な針により角質層の奥へ美容成分を効率的に届けることで、肌のキメが整い、毛穴の開きや黒ずみが目立ちにくくなります。
特に、乾燥による毛穴の開きには、保湿成分が角質層の奥に届くことで、水分量が増し、ふっくらとしたなめらかな肌に整うでしょう。
ターンオーバーをサポートし、ハリや弾力にアプローチ。キメが整い、肌全体が引き締まった印象になります。
毛穴ケアとしても役立つため、日々のスキンケアに取り入れてくださいね。
マイルドな角質ケア効果!

美容針による軽いピーリング効果もあります。イメージに近いのはスクラブのように物理的な角質ケアです。
スクラブやピーリング剤の代わりになるわけではありませんが、マイルドな角質ケアにより、お肌がツルツルになる効果も期待できます。
美容鍼のような効果でお肌イキイキ!ハリ・弾力に期待!

美容鍼のような刺激でターンオーバー促進
針美容液は、美容鍼のように物理的な刺激やマイルドな角質ケアにより、肌のターンオーバーをサポートする効果が期待できます。
ターンオーバーは年齢とともに周期が遅くなり、さまざまな肌トラブルの原因となります。
微細な針が肌表面を刺激により、肌がイキイキし、ハリや弾力のある印象に近づくでしょう。

継続して使用すると徐々にハリや弾力を感じやすくなり、エイジングケア(※)の一環として活用できるでしょう。
※年齢に応じたケア
針美容液(ニードルセラム)のデメリットは?危険性とリスクを紹介!

針美容液のデメリットと危険性|赤み・かゆみ・使用時の痛みに注意
針美容液のデメリットとして、使用時の痛みや赤み、かゆみなど、以下の4つが挙げられます。
針美容液のデメリット
- 使ったときのチクチク・痛み(個人差あり)
- 赤みやかゆみなどのダウンタイム(個人差あり)
- クリニックのダーマペンなどより効果は低い(期待以下の効果)
- 研究例が少なくリスク・危険性が明らかになっていない
この中で最大な危険・リスクは研究例が少なく、リスク・危険性が明らかになっていない事です。
痛み、赤みやかゆみなどは個人差があり、一時的な症状として現れるので、肌の状態にあわせて使用することが大切です。
また、ダーマペンなどの美容医療と比較して、どのような違いがあるのか確認しましょう。
使ったときの痛みがある!敏感肌やアレルギー体質の方は危険かも!

敏感肌は注意!使用時にチクチクとした刺激や痛みがある
針美容液は極細の針を使用しているため、チクチクとした刺激を感じることがあります。
強い痛みはないものの、敏感肌の方やアレルギー体質の方は刺激を受けやすいので、危険性がゼロではありません。
初めて使用する際は、刺激を感じることが多く、繰り返し使うと肌が慣れていきます。
敏感肌やアレルギー体質の方は、針の含有量が少ない製品がおすすめです。
針美容液は非常に微細な針を使用しているため、肌を傷つけることはありません。
あくまで一時的な刺激として捉えてくださいね。
赤みやかゆみなど少しのダウンタイムもある。酷い人は炎症も。

針による刺激で赤み・かゆみなど軽いダウンタイムがある
針美容液は、針による刺激で、赤みやかゆみが生じることがあります。人によっては炎症を起こす方もいます。
針美容液による肌リスク
- 赤み
- かゆみ
- ピリピリ感
- 炎症
主な原因は、刺激による血流の増加で、一時的なものが多く、数時間で落ち着くため過度な心配はいりません。
敏感肌やアレルギー体質の方は症状が強く出るときがあるので、使う前にパッチテストを行いましょう。

少ない量から試し、強くこすってはいけません。肌が乾燥している場合は、刺激を感じやすいので、注意しましょう。
また、赤みやかゆみが現れなくても、針の刺激によって使用後の肌は敏感な状態になります。
乾燥や紫外線のダメージを受けやすいため、いつも以上に保湿ケアとUVケアを徹底することが大切です。

初心者や敏感肌の方は、高濃度ビタミンC、純粋レチノール、ピーリング系のコスメなど、刺激の強い化粧品との併用は避けましょう。
マイクロニードルの刺激について
参考:Recent Advances in Microneedling
クリニックのダーマペン(美容医療マイクロニードル)などより効果はもちろん薄い

ダーマーペンや美容医療に比べると効果は薄い
ダーマペン(美容医療マイクロニードル)は微細な針で皮膚に穴を開け、真皮層まで美容成分を浸透させる美容医療の施術です。
皮膚の表面に傷をつけることで、自然治癒力を促す効果があります。
一方、針美容液はスキンケアの一環であり、表皮(角層)までしかアプローチできません。そのため、美容医療とは期待できる効果が違い、穏やかです。
しかしダーマペンは一時的に肌に負担をかけるため、ダウンタイムが長く、回復までに時間がかかるというデメリットがあります。
一方、針美容液は副作用のリスクが少なく、毎日のスキンケアに手軽に使用できます。

参考:品川スキンクリニック
研究例が少なく危険性・リスクが明らかになっていない
美容医療のマイクロニードルは多くの研究・事例がありますが、化粧品である針美容液の研究・事例は多くはありません。
針美容液の最大のデメリットは、危険性・リスクが明らかになっていないことです。
アメリカの医師により監修されているYOUTUBEチャンネル「Doctorly」では以下のように語られています。
針美容液のスピキュール針が、コラーゲンを刺激するのかどうか、長期的に使用して肌に問題が起こらないかなどのエビデンスがありません。
針が一度肌に入った後、マイクロニードリングの針が3日間肌に刺さったまま歩き回るようなものだと例えられています。
針美容液はマイルドな効果を感じることができるものの、そのリスクについて明らかになっていない事を問題視する専門家もいます。
針美容液(ニードルコスメ)のおすすめ3選はコレ!

塗る針美容液おすすめ3選
人気な塗る針美容液のおすすめ3選を紹介します。
- Re:needle (リニードル)
美容皮膚科医監修 バクチオール×ハイブリットエクソソーム配合 - VTリードルショット
ニードルコスメの大ヒット商品 - メディキューブ
エクソソーム配合の大人気商品
針美容液のおすすめアイテムをもっと知りたい方は針美容液おすすめランキング10選をご覧ください。
Re:needle (リニードル)|美容皮膚科医監修「バクチオール×ハイブリットエクソソーム」
ブランド名/商品名 | Re:needle (リニードル) |
主な美容成分 | バクチオール・CICA |
針の本数 | 90,000本/個 |
値段/g | 定期便初回:2,980円 定価:7,980円 容量:15g |
g単価 | 定期2,980円:199円 定価7,980円:532円 |
使うタイミング:化粧水の後(乳液などの前)・洗顔後の導入液として
特徴 「高濃度バクチオール2%・ハイブリットエクソソーム配合で肌悩みを徹底ケア」

- 皮膚科医監修の針×「バクチオール」を2%の高配合
- 目元や口元のエイジングケア(※1)塗りやすいヘッド付き
- 毛穴の面積より小さい針がエクソソームを奥に届ける(※2)

毛穴の面積より小さい天然針

※画像引用:リニードル公式サイト
※1 エイジングケア ※2 角質層まで ※3画像引用:リニードル公式サイト
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VT(ブイティー) リードルショット100|ニードルコスメの大ヒット商品

ブランド名/商品名 | VT(ブイティー) リードルショット100 |
主な美容成分 | ツボクサエキス |
針の本数 | 95,000本(1,900本/1ml) |
値段/ml | 3,520円 50ml |
ml単価 | 70円 |
使うタイミング:洗顔後の導入液として
特徴 「Amazon美容液ランキング1位!(※2025/2/28時点)天然マイクロニードル×CICAでなめらかな肌に導く」
- 髪の毛の1/5以下の太さの天然マイクロリードル(シリカ)で角質層の奥へ浸透
- CICA(ツボクサエキス)配合
- 洗顔後すぐの肌にもなじむみずみずしいテクスチャー
- キメの整ったなめらかな肌を目指したい人におすすめ

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リードルショットの効果は記事でレビューを纏めています。
MEDICUBE(メディキューブ) ゼロ1DAYエクソソームショット 2000|エクソソーム配合


ブランド名/商品名 | MEDICUBE(メディキューブ) ゼロ1DAYエクソソームショット 2000 |
主な美容成分 | エクソソーム |
針の本数 | 1,500万個/個 |
値段/ml | 2,970円 30ml |
ml単価 | 99円 |
使うタイミング:洗顔後の導入液として
特徴 「エクソソーム配合のエステのようなケアを自宅でできる」
- お肌をイキイキさせる成分「エクソソーム」配合
- 毛穴の1/13サイズの針で角質層まで浸する
- 同ラインに上級者向けのものもある
- 毛穴が気になる人におすすめ


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針美容液(ニードルセラム)の選び方!3つのポイント!

針美容液の選び方|3つのポイントをチェック
針美容液は、さまざまな商品が発売されているので、どれを選べばよいか迷いますよね。針美容液の選び方として、以下の3点を参考にしてください。
針美容液の選び方
- 美容液・クリーム・パッチタイプなど用途に合わせる
- 針の本数と口コミをチェック
- 目的に合った成分が配合されているか
美容液・クリーム・クッションファンデ・パッチタイプから選ぶ!

ニードルコスメの4つの種類
マイクロニードルを使用した商品は、美容液以外にもさまざまな種類が販売されています。
主に下記4種類がありますが、用途に合わせて選ぶことで、より効果を感じやすくなるでしょう。
種類 | 特徴 | 使うタイミング・使い方 |
美容液 |
導入美容液や通常のスキンケア美容液など |
・洗顔後に導入美容液として使用する ・スキンケアの途中の美容液として使用 ・スキンケアの仕上げに使う |
クリーム | 油分を含むため、保湿力が高く、 針美容液効果も追加され、ハリ・弾力をより期待できる。 |
・スキンケアの最後に使用する |
パッチタイプ | マイクロニードルのパッチを貼り付けるタイプで 目元・ほうれい線など集中ケアができる。 |
・スキンケア後、寝る前に貼って朝剥がす等 |
フェイスパック・シートマスク | フェイスパック・シートマスクの効果と 相乗効果で美容成分の浸透が期待できる |
・フェイスパックをするタイミング |
しっかり効果を実感したいなら、美容液やクリーム
美容液は普段のスキンケアに取り入れやすく、気軽に使えるのもポイントです。
一方、クリームは油分を多く含むため、保湿しながらケアできます。肌の状態や季節にあわせて使い分けるのもよいでしょう。
パッチタイプは、目元や口元に貼ることで集中的にケアできるアイテム
保湿成分を含む商品が多く、肌にうるおいを与えてふっくらとした印象へ導きます。貼るだけで手間がかからないため、大事な予定の前日ケアにも適しています。
マイクロパッチの効果について
参考:Anti-Wrinkle Efficacy of Cross-Linked Hyaluronic
シートマスク・フェイスパックは、針との相乗効果が期待できる
美容針が入ったシートマスク・フェイスパックを使用すると、相乗効果が期待できます。
フェイスパックは、シート密着による効果で肌の水分蒸発を防ぎ、角質層を柔らかくすることで美容成分の浸透を促進します。
また、シートが成分を肌に長く留めることで、時間をかけてじっくり浸透させます。
この作用に針が加わり、美容成分の浸透を更に高めることが期待できます。
針の痛み・刺激度は「本数」と「口コミ」でダブルチェック必須!
針美容液を初めて購入する際は、針の本数と口コミの両方で確認することが大切です。
針の本数が多いほど痛みを感じやすいため、最初は少量から試すとよいでしょう。
しかし針成分も複数あるので、針本数=痛みのレベルではないので、針本数と口コミのダブルチェックを行いましょう。
刺激を受けやすい敏感肌の方は、肌弱い人でも使用している商品に注目して選ぶことをおすすめします。

リードルショット針違いの5種類
VT COSMETICSのリードルショットは、針の本数ごとに種類が分かれています。
なかでも針の本数が少ない「マイルド リードルショット50」は、チクチク感が少ないという声も多く、初心者の方も試しやすいでしょう。
参考:VT COSMETICS
»関連記事:リードルショット全種類比較 続きを見る
【保存版】VTリードルショット全種類を徹底比較!それぞれの特徴は?自分に合うのはどれ?
【どれがいい?】VTリードルショット全15種類を比較!特徴は?自分に合うおすすめはどれ?
自分の目的・欲しい効果の成分が入っている美容液を選ぶ
針美容液は、肌の悩みや目的に合った成分を基準にすると選びやすくなります。
エイジングケア(※)におすすめな成分は以下です。
- ナイアシンアミド
- エクソソーム
- バクチオール
- コラーゲン・エラスチン
レチノールもエイジングケアに良いですが、肌美容液と併用すると刺激が強すぎてしまうので、肌が強くレチノールと針美容液に慣れている方以外はあまりおすすめできません。
コラーゲンやエラスチンは肌の弾力を保つために欠かせず、ハリやツヤのある肌へと導く効果が期待できます。
乾燥が気になる方は、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分がしっかり配合されたものがおすすめです。
また、シミやくすみが気になる方は、ビタミンC配合の美容液を選ぶとよいでしょう。
※年齢に応じたケア
針美容液(ニードルセラム)の危険や効果についてよくある質問
針美容液(ニードルセラム・スピキュール美容液)やマイクロニードルパッチは人気ですが、実際に使うとなると疑問に思うことも多いですよね。そこで今回は、以下の9点の質問に回答しました。
- 針の成分ってどれ?
- 針美容液(スピキュールコスメ)とマイクロニードル治療の違いは?
- ダーマペン代わりになる?
- 針は肌に残るのか
- 併用しない方がいい化粧品は?
- 肌が弱い方でも使用できるのか
- 即効性はあるのか
- 出血の可能性はあるか
- 正しい使用タイミングは?
- 初心者でも刺激が強いものから始めていい?
- しわや傷跡・色素沈着など皮膚の悩みを改善できる?
- ほうれい線に効く?
針美容液を初めて使用する方は参考にしてください。
針の成分ってどれ?
[カイメン(化粧品成分名:加水分解カイメン)という海洋生物から抽出された微細な針です。「シリカ」である場合もあります。加水分解カイメンは、針は全長が約200~300μm(0.2mm~0.3mm)、針直径が訳15μm(0.015mm)という極めて小さなサイズで、スポンジアスピキュール(微細な針)とも呼ばれます。
※日本人の髪の毛は平均70~80μm程度(参考:公益社団法人日本毛髪科学協会)

天然の美容針である加水分解カイメン
天然成分のため、針の大きさにはばらつきがあります。
併用しない方がいい化粧品は?

針美容液と
レチノールの併用はおすすめできない
初心者や敏感肌の方は、純粋レチノールや、高濃度ビタミンCが配合された化粧品や、ピーリングなどの刺激が強い角質ケアは併用しないことをおすすめします。
針美容液や純粋レチノールなどを普段使用し、肌が慣れている場合は使用をしても良いです。
ただ刺激が強いもの同士のスキンケアは、肌の状態をよく観察しながら慎重に使いましょう。
初心者でも刺激が強いものから始めていい?

針本数が多いとトラブルリスクが上がる
最初は刺激が低いものからスタートした方が良いです。美容医療と違い、エビデンスも少なく、専門的な判断もできません。
最初は使用頻度も少なくし、耐えられるにつれて徐々に増やしていくことを推奨します 。

メディキューブの針美容液であれば、2500・7000・25000の3種類が販売されていますが、7000は人により痛いと感じます。
使用後は、皮膚を保護し、潜在的な色素沈着を防ぐために、SPFを含む日焼け止めを毎日一貫して塗布しておきましょう。

初めはレチノールや高濃度ビタミンCなどの刺激が強い有効成分は避け、併用する場合は肌が慣れてから使いましょう。
針美容液(ニードルセラム・スピキュールコスメ)とマイクロニードル治療の違いは?
特徴 | マイクロニードル治療 | スピキュール美容液 |
---|---|---|
作用機序 | マイクロニードルデバイスが微細なチャネルを生成 | 美容液中の微細なスピキュールが浸透する通路を作る |
針の種類/構造 | 様々な長さ(0.15mm~3mm)の物理的な針 | 天然由来の微細なスピキュール(約0.2~0.3μm) |
塗布方法 | デバイスを美容液とともに皮膚上で転がすか、スタンプする | 美容液を皮膚に塗布する |
浸透深度 | 針の長さによって異なり、表皮から真皮まで | 主に表皮(角質層) |
主な効果 | コラーゲン誘導、エラスチン刺激、吸収促進、傷跡の軽減、しわの改善、色素沈着の治療 | 成分の浸透サポート、マイルドなピーリング、肌のキメ・ハリ |
潜在的リスク | 刺激、赤み、腫れ、痛み、感染症、瘢痕化、色素沈着 | チクチク感、軽度の赤み、敏感肌における刺激やアレルギー反応の可能性 |
使用例 | ニキビ跡、しわ、小じわ、妊娠線、全体的な肌の若返り | 保湿、美白、エイジングケア※1のための美容液の効果を高める。 |
※1 年齢に応じたケア
針美容液(スピキュールコスメ)は、主に肌の表面に作用します。角層と呼ばれる一番外側の層にアプローチし、肌のハリや弾力を高める効果が期待できます。
スピキュールコスメは化粧品であるため、即効性はありません。継続して使用することで、徐々に効果が現れます。
一方、マイクロニードル治療は、美容クリニックや皮膚科で行われる施術です。
肌表面より奥にある真皮層にアプローチでき、弾力を支える「コラーゲン」や「エラスチン」の生成を促します。
マイクロニードルを真皮層まで届けることで、これらの成分が活性化し、ハリや弾力のある肌へと導きます。
マイクロニードルは、パッチ上の美容雑貨としても販売されていますが、美容クリニックのマイクロニードル治療の効果はありません。

溶解型マイクロニードル
画像引用:コスメディ製薬株式会社
コラーゲンやヒアルロン酸を針状に結晶化したマイクロニードルのパッチも製品化されています。
針美容液(スピキュールコスメ)は即効性を感じにくいものの、治療のようなダウンタイムない点がメリットです。
さらに、美容医療は高額になりやすく、気軽に試しにくいというデメリットもあります。手軽にマイクロニードルを試したい方は、化粧品から取り入れてみるとよいでしょう。
ダーマペンの代わりになる?

針美容液はダーマペン代わりにならない
針美容液(ニードルコスメ)はダーマペンの代わりにはなりません。
針美容液は微細な針状成分でスキンケアの浸透を促すもので、肌再生やコラーゲン生成を目的とするダーマペンとは効果や刺激の強さが異なります。
肌に針は残る?
針美容液の針は、使用後に肌へ残ることはありません。約72時間後には自然に角層から排出されます。
また、針によって生じた微細な穴は、肌の治癒力によって治り、跡が残る心配もありません。
肌が弱くても使用できる?
肌の状態や使用する針美容液によっては、使用できる場合もあります。
特に敏感肌の方やアレルギー肌、肌トラブルが起こりやすい方は、使用前にパッチテストを行い、異常がなければ顔に使うとよいでしょう。
また、敏感肌でなくても、肌に赤みやひりつきがある場合は使用を控えてください。
「針美容液は肌が丈夫な人が使う化粧品」と考えている専門家もいることは知っておきましょう。
効果に「即効性がない」は本当?
針美容液は即効性を期待できますが、過度に期待しすぎないことをおすすめします。
肌が引き締まった感じや、美容液成分の浸透促進により、即効性を感じることもあります。
しかし、劇的な効果はありません。肌にゆっくりと働きかけるため、効果を実感するまでに時間がかかります。穏やかに作用するので副作用や肌トラブルが少ないというメリットもあります。
参考:Non-invasive microneedle application
出血する?
針美容液の針は0.2~0.3mmという長さですので、血管に到達することはありません。
そのため、出血のリスクは極めて低いといえます。
しかし、肌が炎症を起こしている場合は、軽い刺激でも出血する可能性があるため注意が必要です。必ず肌の状態を確認してから使用しましょう。
使用するタイミングは?
針美容液は、クレンジングや洗顔後、化粧水で肌を整えたあとに、導入美容液として使用します。
拭き取りタイプの化粧水を使う場合は、その前に使用してください。
商品によっては、スキンケアの最後に使うものもあります。
商品ごとに使う順番をおすすめしているので、必ず確認しましょう。
しわや傷跡・色素沈着など皮膚の悩みを改善できる?
しわ、傷跡、色素沈着などの皮膚の悩みを大幅に改善したい場合は、針美容液では改善できません。
クリニックでマイクロニードリング治療を検討することを強くおすすめします 。
ほうれい線に効く?

針美容液にシワ・たるみの改善効果はない
針美容液はほうれい線を改善する効果はありません。
針美容液は「シワ改善」や「たるみ改善」のような効果は認められていません。
肌のハリを改善することで、結果的にほうれい線を「目立ちにくくする効果」は期待できます。
ほうれい線ケアは針美容液だけでなく、日々の保湿やUVケア、表情筋エクササイズなど総合的なアプローチが大切です。
詳しくは「塗る針美容液はほうれい線に効く?」の記事をご覧ください。
針美容液(ニードルセラム)のデメリット・効果のまとめ
今回は針美容液が気になる方に向けて、使用する際のデメリットを中心にお伝えしました。
針美容液は、ほかのスキンケアと比べて角質層までアプローチできる一方、刺激が強すぎたり赤みやかゆみが生じる可能性も考えられます。
しかし、ダーマペンなどのマイクロニードル治療と比べると、ダウンタイムやリスクが少なく手軽に取り入れられます。
使用量や頻度を守れば、ハリや弾力、うるおいを実感しやすくなるでしょう。気になる方は、この機会にぜひお試しください。
針美容液のおすすめアイテムを知りたい方は針美容液おすすめランキングをご覧ください。
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