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シャンプー時のシャワーの温度は何℃がいい?

2024年6月21日

シャンプー時のシャワーの温度
シャンプー時のシャワーの温度を湯温計で設定してますか? 頭皮がかゆい、乾燥する、フケが出る、髪の毛がパサつく...でも原因が分からない。 そんな方は、普段何気なく設定しているシャワーの温度を再確認してみましょう。 地肌や髪の毛の健康を保つためにも、シャンプー時に最適なシャワーの温度があります。 この適温を守ることで、地肌や毛髪を健やかに保ち、頭皮トラブルも未然に防ぐこともできます。 今回はシャンプーする際のシャワーの温度について解説していきます。

シャンプーの適温は36~38度

シャワーの適温

シャワーの適温は36~38度

ややぬるめな気がすると感じた方も多いかもしれませんが、シャンプー時のシャワーの適温は36~38度なのです。 実は、髪を洗う際の温度は、熱すぎてもぬるすぎてもダメ。 体温よりかは、やや高めだけれども熱いと感じない温度がベストです。 この適温を意識することによって、地肌を傷めず汚れや皮脂を効率的に洗い流すことができます。 また、頭皮だけではなく髪の毛も傷みにくく、抜け毛の予防にも繋がります。 ヘアカラーをしている人は、カラーの色持ちも良くなったりと実は良いことづくめなのです。

40度以上の温度でシャンプーしてはいけない理由

40度を超えると頭皮のトラブルに!

40度を超えると頭皮のトラブルに!

シャンプー時のシャワー温度を40度以上に設定すると3つ問題が出てきます。
  • 頭皮の皮脂を落とし過ぎてしまう
  • 乾燥してフケが出る
  • 髪の毛がパサついてしまう
40度以上の熱めのお湯は「皮脂を落とす力」があります。朝の洗顔をお湯で洗うと、寝てる間に余分に分泌された皮脂を落とすことができます。
40度以上のお湯は皮脂を取り過ぎる

40度以上のお湯は皮脂を取り過ぎる

40度以上の熱めのお湯でシャンプーをしてしまうと、頭皮の皮脂を取りすぎてしまいます。 熱いお湯の方が余分な皮脂や地肌の汚れを落としてくれるのではないかと思われがちですが、頭皮が乾燥し、髪の毛にダメージを与えかねません。 乾燥状態が続くと、足りなくなった皮脂(油分)を過剰に分泌するので、結果的にベタつきの原因にもなるのです。

乾燥して乾性フケの原因になる

40度以上のシャワーは乾性フケの原因に

40度以上のシャワーは乾性フケの原因に

必要な油分(皮脂)も奪ってしまい、乾燥状態になと、乾性フケの原因にもなります。 乾性フケとは、頭皮の乾燥が大きな原因とされる「フケ」のことで、乾燥しやすい体質の人や乾燥している人に起こりやすいのが特徴です。 この乾性フケの予防や改善には、まず保湿をすることが重要。 ですので、きちんと適温でシャンプーすることを心掛けるのが最も予防、改善に繋がります。

髪の毛がパサついてしまう

髪と肌の理想水分油分の対比 髪の毛の油分を落としすぎると、髪の毛はパサつきます。髪の毛は肌より油分を必要とし、理想のバランスは比較すると以下の通りです。
  • 髪 水分2.5 : 油分1
  • 肌 水分4 : 油分1
シャンプーの界面活性剤により髪の毛の油分は落ちますが、40度以上のお湯により、更に油分を落とすことになります。その結果、油分のバランスが崩れ、髪の毛のパサつきに繋がります。

シャンプー時のシャワー温度36度以下をおすすめしない理由

36度以上のシャワーは汚れが落ちにくい

36度以上のシャワーは汚れが落ちにくい

熱いお湯が良くないということは分かった、けどどうしてぬるいお湯は良くないのか。 シャンプー時に36度以下のぬるいお湯をおすすめしない理由について説明していきます。

皮脂が残りべとつきや臭い、薄毛の原因になる

36度以上のシャワーはべとつきや臭いが残る

36度以上のシャワーはべとつきや臭いが残る

適温とされている、36度を下回ると地肌の皮脂や汚れが落ちにくくなり様々な肌トラブルの要因となります。 適温36度~38度の間がおすすめされる理由としては、地肌の余分な皮脂を落とし、頭皮にダメージを与えない温度だからです。 逆にぬるすぎる36度以下のお湯では、地肌の皮脂や汚れが洗い流されずに残ってしまい「べたつき」が起こります。 その残った皮脂が酸化し「嫌な臭い」の原因にも繋がります。 酸化した皮脂は、過酸化脂質と呼ばれており、臭いだけでなく、頭皮の刺激に繋がり、かゆみや薄毛といった頭皮トラブルの原因になります。 また地肌に残された皮脂は、毛穴に詰まり髪の毛に十分な栄養が届けられなくなります。 ですので、毛髪は栄養不足となり育たないまま抜け落ちてしまいます。 このことが繰り替えされると、次第に抜け毛が増え薄毛の原因になります。

頭皮が冷える

また、36度以下のぬるいお湯でシャンプーをすると頭皮が冷え血行が悪くなります。 血行が悪くなると、頭皮が固くなり抜け毛の要因にも繋がってしまうのです。 それは、頭皮が固くなることで、血流が滞り必要な栄養が運ばれにくくなるからです。 身体も同様、温かい湯舟にゆっくりと浸かることで身体の冷えも軽減できますよね。 ですから、最適とされている36~38度できちんとシャンプーをすることで、頭皮全体も温まります。 頭皮と顔は繋がっているので、頭皮が冷えると顔も冷えるので、顔の肌にも悪い影響を与えます。

湯シャンの場合は36~40度で温度調整をしながら皮脂汚れを落とす

シャンプーを使用せずに、お湯だけで髪の毛を洗う場合には36~38度か、38~40度が適しています。 シャンプーを使わないので、汚れや酸化した皮脂を落とすのが難しいので、お湯の温度を調整することで、落としやすくするためです。 実際、お湯だけで汚れと皮脂を落とすとなると、38~40度程度のお湯ではないとなかなか落ちません。 しかし、乾燥してしまう場合は、36~38度でじっくり時間をかけて湯シャンをしていきます。 シャンプーを使用する場合と、お湯だけの湯シャンの場合とでは、お湯の適温は変わってきますので注意が必要です。 そもそも湯シャンの効果ややり方について詳しく知りたい方は「湯シャンとは?」の記事をご覧ください。
湯シャンとは?
【美容師監修】湯シャンとは?体験者325名の声から分かる効果・デメリット・向いている人!

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寒い冬でもシャンプー時の温度40度以上はダメ?

寒い冬でも同じく36~38度が目安になりますが、どうしても寒い場合は38~40度の温度でするようにしましょう。 40度よりも高い温度となると、やはり地肌に必要な皮脂や油分も一緒に落としすぎてしまうためあまりおすすめはできません。 また、熱すぎるお湯で洗ってしまうと、髪の毛のキューティクルも剥がれやすくなり髪の毛が傷む原因にもなります。 ヘアカラーをしている人は、せっかく入れたカラーも退色しやすくなるので適温を心掛けましょう。

シャンプー時の温度が高いとヘアカラーの持ちが悪くなる?

適温を超える38度以上のシャワーでは、ヘアカラーの持ちが悪くなります。 温度の高いシャワーですと、髪の毛のキューティクルは開き剥がれやすくなります。 そのキューティクルが、開くと同時にカラー剤が流れ出ていってしまうからです。 ですので、ヘアカラーの持ちを良くするためには、シャンプー時は適温の38度以下に設定することが重要です。 カラーの退色が早いと悩んでいる人は、一度シャンプー時のシャワー温度を見直すだけで解決できるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか? 意外と知られていないシャンプー時のシャワーの適温について解説しました。 頭皮は、健康な毛髪を育てるのに重要な場所です。 この環境を普段から意識して整えてあげることが、健やかな髪の毛を育む一歩ともなります。 日頃のケアが今の健やかな髪の毛を保つため、これから育つ未来の健康な髪の毛のためにも繋がります。 ぜひ、今日から毎日のシャンプー時のシャワーの適温について見直してみてはいかがでしょうか。 少しでも参考になれたら、幸いです。

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